アーシングで立つ

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アーシングを再発見するための起点

アーシングを再発見するための起点!

『アーシング』(邦訳ヒカルランド2015年 原著書は2011年)には、生態系の内部に本来備わっていて、変動しながら生命と調和を保っていた生物の生命圏(バイオフィールド)を形成する微細な電気的磁気的エネルギーの動的平衡が崩されてしまったことに起因する健康上のさまざまな問題について、数多くの事例紹介がなされている。

『電子の一番の供給元は地球という惑星そのものである。地表に触れずにいると、電子の欠乏が生じる。さまざまな身体の不調の原因となる。』

『ベッドに寝たきりであった関節リューマチの老人を地面と電気的につないだベッドパットに寝かせてみたところ、数日で歩けるようになった。また一年後には家事を十分にこなせるようになった。』

(フリーラジカル|自由電子についての量子力学的な言及)

『・・・人間の生命は約60兆の細胞とそこに共生する200兆を超える微生物との共生体であり、このミクロ圏への探索をさらに掘り下げていくと最後は原子や素粒子の世界に到達する。・・・原子の中心は原子核で、その周りを周回しているのが電子である。電子はいつもペアになりたがる変わった性質がある。約100種類ある原子の大部分はシングル電子をもち、水素は一つ、酸素は二つというようにその数も始めから決まっている。たとえば、水素がもつシングルの電子1個を、パートナーを求めている1本の腕と考えてみよう。同じように酸素にはこの腕が2本あると考えると、酸素の両手に水素が1つずつ繋がった時に、全部が落ち着いた関係になる。これがH2O、つまり水の分子である。このH2Oから無理矢理水素原子を1つはぎとると、パートナーのいない手が一本残される。つまりフリーラジカルとは、ペアになっていない電子を抱え、非常に反応しやすくなっている原子や分子である・・・。』

『フリーラジカルの中には電子のペアをつくるために、他の分子から強引に電子を奪う過激分子もいて、その代表格が活性酸素である。フリーラジカルの一番のターゲットは多価不飽和脂肪酸である。フリーラジカルに攻撃された脂肪酸は「過酸化脂質」と呼ばれる有害な脂質に変化し、この過酸化脂質は一旦生まれるとドミノ倒しのように進行し、細胞膜に埋め込まれているコレステロールや蛋白質も酸化の巻き添えとなる。このような酸化物はそれ自体に毒性があるだけでなく、本来の役割を果たせなくなる。』

『身体の一部が損傷を受けると白血球等の特殊な細胞は、その損傷部分の修復ために、フリーラジカルが投入され治癒するが、慢性のものでは、フリーラジカルが過剰に投入され続けられた結果、その統制力が失われ、周りの健康な細胞にまでその影響が及び、害を与えるようになってしまう。すなわち、慢性疾患と老化、特に極度に速度の速い老化や寿命の短さの根底にはフリーラジカルの活動が存在するのである。』
『人類はもはや「地球と直接触れなくなったこと」(地球そのものの自然の電磁場から絶縁されていること)によって、自然な制御メカニズムが変調し、リズムを失った自己免疫力が自分自身を傷つけてしまっている。』

『1800年代の中頃、ドイツの病理学者ルドルフ・フィルヒョーが心臓発作の原因は、動脈がこのようなフリーラジカルの作用を受けたことにあるのではないかという論を述べたことがあったが、世間に受け入れられずに終わっている。』

『20世紀の後半にはコレステロールが心臓発作の原因であるという説が一般的になったが研究の結果、心臓病の半数はコレステロールが正常な人であったことが解り、また以前のフィルヒョーの説が再検討されるようになった。』

『糖尿病においても、その原因は、脂肪細胞から出る炎症を起こす物質が多くなることにある。』

『すべての痛みの原因は炎症と、その反応による。』

『「地表と接触しないことによる電子の不足」によって、現在では、身体は炎症を起こすことさえ困難な状態になりつつある。』

電子が常に余剰状態にある地面は本来、負電荷の状態である。負電荷の自由電子の尽きることのない宝庫なのである。水が高いところから低いところへ流れるように、電子は量の多いところから少ないところへ必然的に流れる。地面と素足を触れ合わせたらどうなるだろうか? 両者の電位は等しくなる。これが地面と接触する最大の意味である。体内に電荷した過剰なフリーラジカルを持つ人にとっては、地球と触れ合うことでどれだけの素晴しいことであるか。因みに、植物はこの大地に直接根を張りその生命を育んでいる。土なしに大木は成長しない。

アーシング細胞

体内中に張り巡らせたネットワークを、時間、空間を越えたスピードで連携するものを生きている細胞のネットワークと定義してみよう。身体を地面に接触させると、細胞の導電性高分子は地球の自由電子で充電される。そうすると、体内の伝荷された余分なフリーラジカルは地球の自由電子とすぐに結びつき、酸化や炎症の状態を和らげることが可能となるのである。すなわち、地球の自由電子によって身体は均整のとれた状態となり、その状態の維持もまた可能となる。臨床的な観察・研究と、アーシングをし続けることによって、慢性的な炎症の緩和、予防、また極度の心身疲労、急性のトラウマ、怪我などの治癒を促進することが確認されている。

『サーモグラフィー(正常な部分と異常をきたしている部分を皮膚表面の温度によって分析し、病名を診断する方法)の権威であるウィリアム・アマル博士が様々な症状の20名の患者を対象に、アーシングを行なったところ、1回で改善した患者もいたし、2~4週間の間、週に2~3.5回の治療を行なった結果80%に改善が見られた。』

『足が地面に触れる、または、ワイアーを通して身体と地面とつながる、そうすれば瞬間的にあなた自身に生理的変化が始まる。』アーシングへの先駆的な理解を示した研究者であるジェームス・オッシュマン博士の言葉を借りると、『瞬間で正常化が行なわれ、抗炎症のスイッチが入る』のだ。

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